運用

ピッキング順路を1人の作業者が台車やカゴ車等で、デジタル表示器に表示された指示に従い、各ブロックをピッキングしながら一巡する方式です。

設置

  • ピッカー数をメドにブロック分割して、ブロック毎の機器を設置します。
  • 在庫している棚あるいはピッキング棚の間口に表示器を設置します。
  • Uターンしてスタート位置に戻るレイアウトが理想的です。
  • 基本は追越し不可なのでピッキング通路幅は狭く(1~1.3m前後)します。
    ※追い越し可能な仕組み作りは可能です。

ポイント

あるブロックでコンテナが滞留(ボトルネック)しないような、商品配置やブロック構成、ヒット率平均化が必要です。

スタートブロックやエンドブロックで、DPSと連動して出荷先(店舗)ラベル発行が可能です。

1店舗のコンテナ数により台車を選定しますが、ピッキング中に台車搭載数をオーバーした場合はどこかに逃す運用ルールが必要です。

容積計算でコンテナ数を算出できれば、スタート地点でコンテナをセットできますので、ピッキング中のコンテナ補充が無くなります。

ピッキング時間や物量に応じた作業者数の増減調整がコンベヤリレー式と比較すると容易です。

ピッキング以外の作業動線を短縮して、コンテナ降しや空コンテナ積みなどの作業を流れ作業の中でやれるレイアウトや動線を設計します。

台車上で特殊な作業がある場合などは、台車を改造したり、特殊設計・製造すると作業生産性は上がります。
※設計・製造コストはかかります。

業務用食材

コンビニエンス

教材

レイアウト例